組み込みシステム
組み込みシステム
組み込みシステムの設計・開発には、ハードウェアの知識に加えて様々な周辺IC等の知識が必要です。ここでは、どのような技術が必要かを説明します。北里電子工業には、これらの技術があります!
- マイコン
- RTOS(Real Time OS、システムがある程度以上の規模になると必須)
- シリアル通信(UART、I2Cバス、SPIバス、USB、その他)
- RTC(Real Time Clock、ICの扱いだけでなく、UNIXタイム等の知識)
- ファイルシステム(SDカードの読み書き含め、信頼性に関する知識)
- ディジタル回路(スリープ時の低消費電力化には、ノウハウが必要)
- アナログ回路(センサーの微小信号の増幅やADC変換の知識)
- ネットワーク(詳細はネットワークページ参照)
- 回路CAD(回路図を書くだけでなく、電子部品の知識も必須)
- IDE(統合開発環境、ソフト開発のためのPC用アプリ)
北里電子工業では
使用経験のあるマイコンは、STM32シリーズ、EFM32シリーズ、LPCシリーズ等のCoreTex®-M3/M4が中心です。いずれも低省電力で、起動・スリープを繰り返す間欠動作でさらに低消費電力にすることが可能であり、バッテリーや太陽電池で動作させることも可能になります。いずれのマイコンも、メーカーからIDEが無償提供(Eclipseベース)されています。RTOSには数多くの実績があるFreeRTOS使用し、高い信頼性のファームウェアを開発します。
ファイルシステムにはFatFsを使用しています。FatFsは赤松武史氏が開発したファイルシステムで、NXP社やSTマイクロエレクトロニクス社等がExampleとして採用しており軽量で信頼性が高いファイルシステムです。記録媒体としてSDカードを使用すると、記録データをPCと共有することが簡単にできます。
その他、周辺ICの使用方法は熟知しており、様々な仕様に柔軟に対応することが可能です。
ネットワーク
IoT機器の開発にはクラウドを含めたネットワークの知識が必須です。こちらをご参照ください。