Fibocom社のキャリア通信モジュール MA510-GL の評価ボードを使用して、暗号化機能を含め、いくつかのプロトコルをテラタームマクロで試してみました。
MA510-GLのスペック等はこちらをご覧ください。世界シェアはQuectel社に次ぐ第2位となっており、各種のプロトコルは固より、TLS等の暗号化機能も実装しているため、外部のマイコンのスペックを落とすことができます。今回、試したのは、
- AWS IoT CoreとMQTT通信
- HTTPS通信(https://kitazato-ele.net )
- SFTP通信(ftp:kitazato-ele.net)
です。いずれも暗号化通信ですが、問題なく接続、通信できました。なお、kitazato-ele.netのOSは、Debian GNU/Linux 11 (bullseye) :WebARENA VPS です。
評価に使用したテラタームマクロのダウンロードはこちらから、ご自由にお使いください。なお、テラタームマクロの拡張子は「TTL」ですが、セキュリティエラーになるため「TXT」に変更してあります。ダウンロード、解凍後、拡張子を戻してください。
YouTubeで評価の詳細とMA510の使い方(PPPの解説)と、kitazato-ele.net とHTTPS通信するためのルート証明書(Let’s Encrypt:無料のサーバー証明書を発行する認証局)の使い方等の解説をしました。ぜひ、ご覧ください。
また、Fibocom MA510-GLを使用したIoT機器の開発も承ります。お問い合わせください。